沼津 そば その46

2019/06/04 ブログ ブログ

こんばんは。

沼津にあるそば屋 そばの実千の松です。

早いもので6月ですね。今年ももう半分!!早い早すぎますね。

光陰矢の如し、一つ一つのことを大事にしていかないとあっという間に人生終わっちゃいますね。生きているうちに感動を与えるのも、感じるのもたくさん経験しましょう。

そう、今回のブログは感動がテーマです。

当店のそばが沼津、いや静岡、いや東海、いや全国に感動を与えることができているかは後回しにします。(研鑽を積みますね)

今日は店主が感動を覚えたことを書きたいと思います。

原田マハの「リーチ先生」です。

民藝好きのみなさんならモチのロンでご存知な大家ではありますが、知らない方の為に(私も詳しくないですが)ご紹介します。

イギリス人のバーナードリーチが来日し、生涯の弟子である亀ちゃんと出会い、日本での民藝との出会いや母国イギリスでリーチポタリーができるまでの軌跡を紹介している本であります。大正から昭和にかけての日本の藝術シーンをリードしてきた白樺派の面々や民藝と言えば柳宗悦(sori yanagiのお父さん)や人間国宝の陶芸家の人間性の暖かさを親しみやすくかつ、民藝への情熱に満ち溢れた文章で紹介されていて心の琴線に触れてくる一冊でした。

原田マハは暗幕のゲルニカが本屋大賞を受賞したことでも有名ですが、日本の民藝のことを魅力溢れる登場人物と併せて紹介してくれて本当に心からありがとうと言いたいです。出会えてよかったと思える本。

しばらくは第2次民藝ブーム(僕的)続きそうです。

そばの実 千の松 店主