沼津 そば54

2020/10/30 ブログ ブログ

こんばんは。静岡県沼津市の千本松原という沼津随一の景勝地で、こだわりの蕎麦屋『そばの実千の松」を営んでいる石橋です。今回は『新蕎麦』についてお伝えしていきたいと思います。これを読めば、蕎麦屋に行ってさらっと「今は蕎麦の旬だから香りが違うね」とスタバでmacを広げるぐらいのドヤ顔を決めることができます。

この記事をご覧の皆様、蕎麦の旬ってご存知ですか??「蕎麦といったら夏だよい!!おれっち江戸っ子はずずずいと手繰るんでい!!」はい、不正解です。蕎麦はどうしても夏のイメージがありますが、一般的には秋10月~11月となります。※2020年現在夏の新そばというものもありますが一般的には秋です。収穫量が日本一の北海道が秋のみとなり、本州の収穫量が少ない地域で夏の新そばがあるようなイメージです。

新蕎麦は日本の最北端である北海道から順を追って南下していきます。先述しましたが北海道は収穫量日本一、中でも幌加内(ほろかない)が北海道1です。新蕎麦の特徴はそばの実が綺麗なウグイス色をまとっていることです。この時期の蕎麦もうっすらと緑色になっているのは新そばのおかげですね。緑色になっている部分は蕎麦の中で甘皮と言われる部分です。ここに蕎麦独特の香りや色が付いていると言われます。

10月になると季節的に寒くなり、もりそばなど冷たいお蕎麦より温かいお蕎麦が人気でありますが是非旬の蕎麦を食べて、健康的にお過ごし下さい。